質問
考えられる事例
質問:出血しやすいですか?
症状
歯磨き等で出血する
質問:腫れている感じがしますか?歯は動いてませんか?
症状
腫れている・ブヨブヨしている
説明
歯槽膿漏が進行しています。歯槽膿漏は進行が非常にゆっくり痛みを伴わず、本人の自覚がないままいつのまにか患ってます。さらに症状に波があるためせっかく自覚しても処置をしないまま治ったような気になってしまい症状をどんどん悪化させてしまうのです。
詳しくはこちら:歯周病コーナー
質問:歯茎が黒い(又は紫)ですか?
症状
色が悪い・色が気になる
説明
歯茎が黒くなる主な原因は色素の沈着です。一つは歯茎の細胞に含まれているメラニン色素の沈着です。これは生理的なもので、問題はありませんが、どうしても気になる場合はレーザー、薬剤、外科的処置で色素を取ることができます。しかし、再び色素が沈着することもあります。もう一つは外来性のものです。冠やアマルガムで治した所の金属イオンが歯茎に溶け出して黒っぽい色がでてくる場合です。この場合も気にならなければ処置をする必要はありませんが、気になるのでしたら今現在お口の中にはいっている金属を変更し、黒くなった歯茎を一部除去します。
詳しくはこちら:審美コーナー
質問:ぶつぶつは少しやわらかく、押すと血や膿がでますか?
症状
歯茎に白いぶつぶつがある
説明
ぶつぶつのある所の歯から菌が入り化膿しているのではないかと思われます。痛みはありますか?慢性の場合は痛みはほとんどないのですが、痛みがある場合は口内炎の場合もあります。
質問:痛みはありますか?固いですか?
症状
歯茎に固いものがある・ゴツゴツしている
説明
歯槽骨(歯を支えている骨)の上に新しい骨が徐々に形成されてきたのを外骨症といいます。痛みがなく長期にわたり少しずつ大きくなってきます。これからも急に大きくなることはありませんので、置いておいても心配はないです。原因として考えられるのは例えば歯槽膿漏などによる炎症性のもの、又は歯軋りなどにより強い噛みあわせの力で骨が反応して起こります。大きくなった骨瘤は小さくすることはできませんので、気になるようでしたら切除をします。
質問:触ると動きますか?痛みはありますか?
症状
しこりのようなものがある
説明
骨瘤であれば触るとゴツゴツしていますが、触って動くのは膿の袋、脂肪、唾液腺など考えられます。痛みがなければ心配はないと思われますが、さらに大きくなったり痛みが出るようでしたら一度診てもらったほうがいいと思います。
質問:むずむずするような感じですか?
症状
歯茎がかゆい
説明
一般に考えられるのが歯周病、若い人ならば歯肉炎です。歯茎に炎症があって感じるのではないかと思われます。治療法は歯ブラシと歯石除去が1番です。次にウィルス感染です。風邪のウィルス、ヘルペスもあります。風邪ならば体力をつければ治りますが、ヘルペスならば診てもらったほうがいいでしょう。他には何かの病気で(てんかんなど)薬をずっと飲み続けておられる方にも感じられる方もおられるでしょう。
詳しくはこちら:歯周炎・歯肉炎のコーナー
質問:押すと痛みなどありますか?
症状
歯茎に違和感がある
説明
神経のない歯では、根の先が何かのきっかけで細菌感染をおこし膿みができ、歯茎のその部分にあたる場所を押すと鈍い痛みがでることがあります。この場合レントゲンを見ると黒い影が見えます。早めに治療されたほうがよいでしょう。
質問:どんな時に痛みますか?
症状
歯茎が痛い
説明
一般的には歯周炎、歯肉炎などの炎症がある場合に歯茎が赤くなっていて触れたりすると痛みを伴うことがあります。その他にも睡眠不足の場合、神経が敏感になり痛みを感じることもあります。歯軋りや食いしばりでも歯への過重負担により痛むこともあります。見た目やレントゲンでも異常はなかなか認められません。最近言われているのがタバコで歯茎や顎の血行が悪くなり、痛みがでることもあるようです。
詳しくはこちら:歯周炎・歯肉炎のコーナー
質問:歯並びは悪くないですか?
症状
笑ったりすると歯茎がみえて気になる
説明
矯正治療又は外科治療になります。矯正治療では前歯を内側にいれることにより唇側の表面の骨の形態を変化させます。但し位置を変化させないといけませんので1~3年と時間はかかりますが、綺麗になります。外科治療は上顎の骨を分割し、骨全体を舌側に動かします。手術前後の矯正と入院が必要です。又歯茎の露出度が少ない場合は前歯と歯茎の骨形成術で治すこともできます。この場合は入院は必要ありません。
質問:何年ぐらい今の入れ歯を使用していますか?
症状
入れ歯を入れているのに、歯茎赤くなっている
説明
歯茎や骨の状態は時間とともに変化しますが、入れ歯は形が変わりません。そのためにすき間ができてきます。そのために歯茎が食事の時にすれたり、傷ついたりします。又新しい入れ歯を入れた時にも慣れていないために炎症をおこします。歯科医院で痛い部分を何回か調整してもらい傷がなおるのを待ちます。その間軟膏を塗ります。その他考えられるのが食事の後入れ歯を洗浄することです。入れ歯の内部を不潔にしていると菌(常に口の中にいるカンジダ菌で、普通は病気を起こす力は弱い)が繁殖して炎症を引き起こします。
詳しくはこちら:義歯について